昨日からの変化
- NEW — Check Point:CVE-2026-85102は9月12日からSpark顧客への攻撃で使われ、CVE-2026-93616は7月23日に限定的なゼロデイ悪用が確認された。両方ともCISA KEVに追加された。
- NEW — F5 BIG-IP APM:CVE-2026-94127はゼロデイ悪用後に公開された。APMがOAuth Authorization Serverとして構成されている場合、未認証の攻撃者によるリモートコード実行につながる。
- NEW — Arista VeloCloud:AristaはCVSS 3.1で10.0のCVE-2026-93952を公開し、実際の悪用を確認している。Hosted/Dedicated VCOはArista側で修正済みで、オンプレミス環境は管理者による対応が必要。
-
NEW — MemTensor:9月23日に公開された不正なnpm/PyPIリリースに、開発者・CI認証情報を収集し伝播機能も持つクロスプラットフォームの
sckitインプラントが含まれていた。
優先対応
- 即時: 影響を受けるCheck Point Security Gateway/SparkとSecurity Managementを修正し、証明書ベースの異常なMobile Accessログイン、管理サーバー上のスクリプト実行やJava classロードを調査する。
- 即時: 影響を受けるF5 BIG-IP APM OAuth Authorization ServerとArista VeloCloud Orchestratorオンプレミス環境を修正または隔離する。両方とも悪用が確認されているため、ログを保全して侵害調査を行う。
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即時: ホスト、lockfile、CI runner、agent gatewayから
@memtensor/memos-cloud-openclaw-plugin0.1.21/0.1.23/0.1.25とMemoryOS2.0.34を検索する。読み込んだ環境は侵害済みとして扱う。 -
本日中: 影響環境からアクセス可能だったnpm/PyPI publish token、GitHub/GitLab token、クラウド認証情報、SSH keyをローテーションし、
skyleen[.]frとそのサブドメインをブロック・検索する。
重点脅威
Check PointのGateway/Management脆弱性が悪用中
- Severity
- Critical
- Status
- Confirmed active exploitation / CISA KEV
- CVSS
- CVE-2026-93616は9.8
- CVE
- CVE-2026-85102, CVE-2026-93616
- Affected
- Check Point Security Gateway/Spark、Security Management Server、Multi-Domain Security Management Server、Log Server、Multi-Domain Log Server、SmartEvent
CVE-2026-85102はVPN証明書処理にある認証前RCEで、Check Pointは9月12日からSpark顧客に対する悪用試行を観測している。CVE-2026-93616はManagement web serviceの別の認証前path traversalで、任意スクリプトの実行と任意Java classのロードが可能。Check Pointは7月23日に少数の標的型攻撃を観測し、9月22日に脆弱性と修正を公開した。
対象の修正を適用し、Mobile Access、管理サーバーログ、不審なログイン後の内部ポート・サービススキャンを確認する。以前のManagement向けLivePatchだけをCVE-2026-93616の修正根拠にはしない。
F5 BIG-IP APM CVE-2026-94127がゼロデイとして悪用
- Severity
- Critical
- Status
- Confirmed active exploitation / CISA KEV
- CVE
- CVE-2026-94127
- Affected
- OAuth Authorization Serverとして構成されたBIG-IP APM
CVE-2026-94127では、未認証の攻撃者が影響を受けるBIG-IP APMへ細工したネットワークトラフィックを送り、OAuth Authorization Server構成時にリモートコード実行へ到達できる。F5はゼロデイ悪用を確認した後に修正を公開し、CISAは9月25日を期限としてKEVへ追加した。
対象システムを更新し、APMがOAuth Authorization Serverとして動作しているか確認する。過去に外部公開されていた対象機器では侵害調査も実施する。
Arista VeloCloud Orchestrator CVE-2026-93952が実際に悪用
- Severity
- Critical
- Status
- Confirmed active exploitation / CISA KEV
- CVSS
- 10.0 (v3.1), 9.5 (v4.0)
- CVE
- CVE-2026-93952
- Affected
- VeloCloud Orchestrator on-prem。Hosted/Dedicated VCOも影響を受けたが、Aristaは修正済みとしている
Aristaによると、不適切な入力検証によりリモート攻撃者がVCOの特権内部機能へアクセスし、ホストおよびOrchestratorが管理するデータの機密性・完全性・可用性に影響を与えられる。悪用は確認済み。露出条件にはcertificate-based Edge authenticationとVCO web interfaceへのネットワークアクセスが含まれる。
利用中のVCO系統に対応する修正版を適用する。露出有無はアドバイザリの前提条件を確認して判断し、管理プレーンのテレメトリを調査用に保全する。
MemTensorのnpm/PyPI不正リリースがsckitを配布
- Severity
- High
- Status
- Confirmed malicious supply-chain compromise
- Affected
@memtensor/memos-cloud-openclaw-plugin0.1.21、0.1.23、0.1.25、MemoryOS2.0.34- Malware
sckit/supplychain.local
複数の研究組織が9月23日にMemTensorの不正リリースを確認した。同梱されたGoインプラントはプラグインまたはPythonパッケージの通常ロード時に起動し、ユーザーのhome directoryと環境から認証情報を探し、skyleen[.]fr配下のインフラと通信する。パッケージ公開や侵害されたGitHub Actions workflowを利用して伝播するコードも含まれる。install scriptの無効化だけではこの実行経路を止められない。
対象バージョンを読み込んだシステムは侵害済みとして扱う。対象バージョンと sckitを除去し、$HOME/.openclaw/.cache/runtime、$HOME/.memos/.cache/runtime、不審なruntime-update.ymlを確認した後、到達可能だった認証情報をローテーションする。registry publish tokenが存在した環境では、自組織パッケージの最近の公開履歴も確認する。
IOC summary
| Type | Indicator | Context |
|---|---|---|
| Domain | skyleen[.]frと観測済みサブドメイン |
sckit campaign infrastructure |
| SHA256 | 39ee644406829a4b630b31759c20478bc22d576d6a59b253ed86f72c360aa5ef |
MemoryOS 2.0.34 wheel |
| SHA256 | 92b46d18fc553c494eda714f204459edb74c205bf53b18a9092bcf02c7a6c5be |
MemoryOS 2.0.34 source distribution |
Daily observations
- 3件のインフラ脆弱性はいずれも実悪用が確認され、管理または認証プレーンに影響する。修正済みであることだけでは、修正前の露出期間に侵害がなかったことは確認できない。
- MemTensor payloadは通常のpackage load/import経路で起動するため、
--ignore-scriptsでは実行を防げない。影響調査には対象バージョンを読み込んだ開発端末、CI runner、agent gatewayを含める。
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